日: 2006年8月21日

自分の相撲

このところ靖国問題と甲子園が沸騰していた気がする。高校野球は何の後腐れもないからいいが、靖国問題は勝負のような二元論に持ち込んでほしくない。参拝が是か非か、という性急なアンケートをとる以前に、知らなくては考えようもない材料がたくさんあるはずである。体験のない世代であれば知識が判断を大きく左右する。他国からの要求はあるにせよ、性急さを煽るマスコミの風潮はなんとかならないものか。マスコミや他国が作った土俵を一旦忘れ、自分の相撲をとるための土俵づくりからじっくり始めるべきなのだろう。来年の甲子園の準備も、まもなく始まる。