もう年の瀬になってしまった。今年もいろんなことがあったけれど、一番大きなことは裁判員制度がいよいよ動きだしたということかもしれない。6月に「私は裁きません」というエッセイを書いたが、その後も見解は変わらず、11月には東京での反対集会に「ビデオレター」で出演してしまった。来年1月には「文藝春秋」にインタビュー記事が載る。やはり、この制度は、もう一度考え直したほうがいいと思う。ここまで進んできた取り決めを撤回してもらうことは、かなり現実的な困難を伴うことだろう。しかし、どんなに難儀しても、やはり始めてはいけない。詳しい見解は、どうぞ「文藝春秋」でお読みください。なお反対運動にご興味のある方は、こちらをご覧になってみてください。
裁判員制度はいらない! 大運動 http://no-saiban-in.org