日: 2004年11月15日

落葉松

紅葉の最後を飾るのは落葉松。夕日を浴びると黄金色に輝く。きのうから、「母から子への手紙」コンテストの審査に出かけていたが、その会場の周囲が見事な落葉松林だった。反対側の窓は猪苗代湖の湖面。むろんゆっくりそれを眺めているわけにはいかないが、悲喜こもごもの手紙が、今となるとその景色に収斂していくようだ。美しく、はかなく見えながら、母親たちの思いは大地にしっかり根づいている。