新潮新書『貝と羊の中国人』を読んだ。非常に面白かった。著者は加藤徹氏という気鋭の学者である。貝と羊がいったい何を意味するのかを知っただけでも、中国を視る新たな視点をいただくようなものだろう。だからその意味は、ここでは書かないでおく。この本を読めば、日本バッシングや靖国問題も、一段深い眼で見ることが可能になると思う。私も一応中国文学科ではあったのだが、とてもスッキリした。加藤氏に感謝したい。
2006年7月12日
最近の投稿
- ユーウツの先へ ( 2024年1月1日 )
- ドクロの眼 ( 2023年1月1日 )
- 引いて進む ( 2022年1月1日 )
- 頌春 ( 2021年1月1日 )
- 謹賀新春 ( 2020年1月1日 )
- 新年のご挨拶 ( 2019年1月1日 )
- オンデマンド「アミターバ」 ( 2018年5月1日 )
- 約束 ( 2018年1月18日 )
- 明けましておめでとうございます。 ( 2018年1月1日 )
- 新年のご挨拶 ( 2017年1月1日 )