10月20日(火)午後3時~5時、花園大学の教堂ホールで安永祖堂老師と対談することになった。テーマは「訓読みに見る日本人の心根」のようなものだが、はっきり決まっていない気もする。先日お目にかかり、随分話した挙げ句、「ま、こんな感じでしょう」とは相成ったのだが、その場でどう動くか分からない。なにしろお相手は自由自在な老師である。ともあれ、泣いても笑ってもこれが私の花園大学デビューである。会場の教堂ホールのキャパは約150人とか。学生の皆さんだけでなく、一般の方々もお出でいただいていいのだが、椅子の数は限られていることを予め申し上げておきたい。その上、これまで関西でサイン会をしたことがなく、関西の方からのご希望もあって、この日に対談後、教堂ホールの片隅で『阿修羅』のサイン会をすることになった。老師のご心配は、お客さんが溢れることそのものではなく、溢れたお客さんが大学側の不用意を詰ること。そんなに大勢お出でになるとも思えないが、万が一たくさんお出でくださって窮屈でも、どうか大人しく、慈悲深く、大学を詰ることなく、仲良くお聞きください。袖触れあうも、なんとやらでございます。
2009年10月4日
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