4月からかかっていた『阿修羅』という長編小説がまもなく刊行になる。しかし本当のことを云えばじつはまだギリギリ最後の校正が残っている。発売日も当初予定されていた9月ではなく、今のところ10月8日の予定である。原稿がまだ手許を離れないのに、ウェブ上の書店ではすでに予約注文を受け付けている。これはとても焦る。かくなるうえは、再校の原稿が届いたときに突発的な出来事が起きないことをひたすら祈るのみだ。前々からタイトルに考えていた『阿修羅』が上野や九州にまで出開帳になるなど、今回の小説はどうも突発的なシンクロを引き起こしやすいようだ。南無三、という気合いもろとも、私も予約注文をしてしまった。これできっと無事に発売になるだろう。
2009年9月9日
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