いよいよ今月の半ばに筑摩選書が創刊になる。その最初の6冊のなかの1冊として『荘子と遊ぶ』が刊行される。とても光栄なことだと思う。選書といえばアカデミックなものと大抵は決まっているが、『荘子』そのものがアカデミズムの対極にある。
 さて、どうするか。悩んだ末に決めたのが、論考的な部分と小説的描写のドッキングである。これはいったいどういう本なのか、自分でもよくわからない。わからないが、荘子といえば、「遊」だし、「遊」なのだからこうなった。遊んでいるのはむろん荘子なのだが、遊ばれる自分を描きながら作者だって遊んでいるのである。むふふ。読んで遊んでね。
筑摩選書創刊
書籍情報

題名
      荘子と遊ぶ 禅的思考の源流へ
      出版社
      筑摩書房
      出版社URL
      
      
      発売日
      2010/10/13
      価格
      1600円(税別)
      ISBN
      9784480015020
      Cコード
      
      ページ
      288
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題名
      【文庫】荘子と遊ぶ 禅的思考の源流へ
      出版社
      筑摩書房
      出版社URL
      
      
      発売日
      2019/8/8
      価格(税抜)
      820円(税別)
      ISBN
      9784480436085
      Cコード
      C0115
      ページ
      352
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