日: 2005年8月16日

送り火

ようやくお盆の山を越えた。お墓を歩いてみると、今年はにわか雨がちょくちょくあったため、供えられた花がまだ萎れていない。そんなことを思いながら、卒塔婆を頼んだのに来られなかった家のモノを持ってお墓を歩いていると、急に地面が揺れだした。なかなか止まないどころか揺れは次第に激しくなる。墓石も揺れているのがわかった。幸い、墓石がズレるほどのこともなく収まったが、あちこちからご心配の電話やメイルを頂いた。ドイツからの電話には驚いた。どうも向こうのニュースでも報道されたらしい。たいして被害もないから、逆に人々のネットワークを感じる送り盆であった。今晩は、全国あちこちで送り火が焚かれるのだろう。べつにそれはネットワークというわけじゃないが、ついそう思ってしまう、美しい風習である。