日: 2007年5月25日

仏教と日本人

ちくま新書『仏教と日本人』(阿満利麿著)を読んだ。これほど大上段なタイトルをつけられると、読まざるをえない。そして読んでみたが、面白かった。第1章「地蔵の頭はなぜ丸い」から第6章「葬式仏教」まで、私などとはまた違った論理なのだが納得させられてしまう。たぶん阿満氏の思いが深いからだろう。日本仏教の特異性を浮き彫りにした好著だと思う。ご一読をお勧めしたい。

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