日: 2007年10月9日

仙がいさん

出光美術館まで仙がい展先日、東京の出光美術館まで仙がい展を見に行ってきた。やはり仙がいさんは最高である。じつは仙がいさんはうちのお寺にも訪れていて、本堂には仙がいさんが30代で書き残した聯が掛けられている。当時、うちの寺には仙がい義梵の兄弟子、物先海旭がいたためである。聯の言葉がふるっている。「霊山の拈華、一場敗闕」(りょうぜんのねんげ、いちじょうはいけつ)「多子の分座、満面慚紅」(たしのぶんざ、まんめんざんこう)というのだが、何のことだかお分かりだろうか。解説は来週の日曜、10月14日の「新日曜美術館」をご覧いただきたい。私も出演します。