日: 2008年9月17日

新連載

秋茜が飛び始め、今年も彼岸花が咲きはじめた。お盆と秋彼岸が、今年ほど近く感じられた年はなかった。きっと住職になりたてだからなのだろう。時が急ぎ足で過ぎるが、今度「清流」という雑誌で、「いのちの養生法」という連載を始めた。またまもなく月刊「ちくま」では、荘子にまつわる連載「むふふの人」も始める。一難去ってまた一難。もしかすると、人生はお盆と秋彼岸のあいだのようなものなのだろうか。今晩は立待ちの月が綺麗だが、つい「忽ち」だと錯覚してしまう。電車の移動時間と坐禅の時間がひときわ嬉しい。