日: 2011年3月26日

続・県内産野菜の調査

 県内産野菜の調査の詳細を入手した。県内35カ所から採取した野菜だが、ここでは基準値以下で大丈夫だったものを紹介しよう。浅川町、石川町、郡山市のキャベツ、 新地町のニラ(ハウス)、相馬市のネギ、天栄村のふきのとう、二本松市のホウレン草、古殿町の小松菜、福島市のアサツキ、などである。しかも一つの市町村で二品目調べたのは二本松だけ。ちなみに県内でも会津地方は、今回全く調べられていない。 それなのに、イッショクタに県内産野菜として出荷停止である。県は早速今日、避難所のための野菜を大量に買って配送したようだが、果たしていつまで続けられるのだろう。会津地方にも大熊町などから避難民が多いのだが、どう考えても会津では会津の野菜を食べてもらえばいいと思う。放射能濃度から考えても会津は無事なはずである。石橋を叩いて渡るつもりでまず県内全域の野菜をダメだと言い、それから調べるというのでは県内西側があまりにむごい。橋が無事でも渡る人がいなくなってしまう。次の検査結果が出る頃には、出荷予定だった野菜の多くが処分されているだろう。わが三春町でも、今日は出荷できないホウレン草を軽トラックに積み、知り合いに無料であげている農家のおじちゃんがいた。三春で調べられたのはブロッコリーだけなのだが、他の野菜もみな買ってもらえないのである。ああ、福島の野菜に未来はあるのだろうか。些か農家に偏りすぎた考え方だと思われるかもしれないが、農家のおじちゃんおばちゃんたちは、詳細な検査結果で示されないかぎり自分の作った野菜を食べるに決まっているから、とにかく速やかな全体調査をお願いしたいのである。