日: 2011年5月10日

第4回復興構想会議

 今日は4回目の復興構想会議があった。10人以上がそれぞれの復興構想を持ち時間15分程度で述べた。じつにいろんな提言があった。それぞれ長期的あるいは原則的な構想と、緊急性のある提案を行なったので、それぞれについての討議は次回以降になされるものが多いわけだが、一応今回の成果としては、緊急性のある提案として、学校、幼稚園、保育所など壊滅的なダメージを受けた施設について、公立や私立、あるいは文科省、厚労省などの区分けに関係なく、超法規的な援助をすることになった。
また障害をもった人々の施設についても、速やかに状況を把握し、急いで出来る限りの援助をしようということになった。また仮設住宅の建設についても、前例やこれまでの規定に縛られることなく、市町村の裁量権をできるだけ増やそう、という以前からの希望も叶いそうである。
 また議長から「復興構想7原則」を決めたいという提案があり、文言を何カ所か修正したうえで発表することになった。
 私自身は、~「自然への畏敬」を保って共同体を再生するために~と題して復興案を提出した。内容については、あらためてご報告したい。べつに勿体ぶるわけじゃないのだが、明日は講演のため新潟に行かなくてはならず、ちょっと時間がないのでご容赦いただきたい。
 あ、もう一つ、福島県の放射能汚染地区についての大まかな除染計画書も提出した。3年計画だが、これについてもあらためてのご報告とさせていただきたい。