今年もカレンダーを配る季節になった。檀家さんを廻っていると、じつにさまざまである。曾孫が生まれて賑やかになっている家もあれば、つい先日まで元気だったのに、お爺ちゃんが寝たきりになってしまった家もある。ある家では山芋をいただき、別な家でそれをお裾分けする。町のなかをぐるぐる廻っていると、なんだか自分が血液か血管になったような気分だ。私を通して、何かが巡り、伝われば、とも思う。あ、そうそう。うちの檀家さんには102歳のおばあちゃんが二人いらっしゃる。お元気だったので、なんだか嬉しい。
2005年12月13日
最近の投稿
- ユーウツの先へ ( 2024年1月1日 )
- ドクロの眼 ( 2023年1月1日 )
- 引いて進む ( 2022年1月1日 )
- 頌春 ( 2021年1月1日 )
- 謹賀新春 ( 2020年1月1日 )
- 新年のご挨拶 ( 2019年1月1日 )
- オンデマンド「アミターバ」 ( 2018年5月1日 )
- 約束 ( 2018年1月18日 )
- 明けましておめでとうございます。 ( 2018年1月1日 )
- 新年のご挨拶 ( 2017年1月1日 )